永遠（とわ）は墓じまいのプランです

家族の形が変わり、お墓にも変化が出てきています

昭和の中頃まで、料理のレシピはたいてい5～6人分でした。平成近くなると4人分、今では2人分です。家族の人数の変化がこんなところにも見られます。核家族の子どもも3人兄弟が当たり前から一人っ子が増え、ひとり親家庭やおひとりさまも増えています。こうなると家族の問題にもいろいろ変化が出てきます。お墓をだれが守るのか、自分の死んだあとには守ってくれる人がいないというご家族もあります。また、「両親と自分のために」「自分たちの死後、家にいるこどもが困らないように」とご相談を受けることも増えました。同じようにご相談が多くなったのが「墓じまい」です。「遠方の実家のお墓を子どもに守らせることはできない」「自分の代で終わりだからなんとか無縁にせずに墓じまいをしたい」というお声を聞きます。

2023年10月に、個別区画の「花暦（はなごよみ）」を3人でご利用いただくプラン「花暦75」と花暦の区画を利用した墓じまいのプラン「永遠（とわ）」を新設しました。

「永遠」ご利用のシミュレーション

「永遠」は、1名または2名のご利用者と墓じまいのご遺骨をお預かりするプランです。ご先祖のご遺骨をすべて粉骨して骨壺に入るだけを骨壺に入れ、残ったご遺骨はその骨壺の下の土にじかに土に埋葬します。

このプランは、お墓の中のご遺骨の数でかかる費用が変わってくるのでわかりにくいかもしれないと、今回例を挙げて全体にかかる金額を明示しようとこの記事を書きました。

まず、「プランと価格」ページにある表をここでも見ていただきましょう。

基本使用料は、花暦75と同じく75万円です。例の「2人＋3柱」は、いつかご利用になる2名が墓じまいをする場合。お墓の中のご遺骨が3柱あれば、ご利用者の骨壺それぞれで２つとご先祖のご遺骨を納める骨壺、合計３つの骨壺料金、埋葬手数料は粉骨も含めて5人分かかります。埋葬手数料の部分だけがご遺骨数によって変わります。

■　利用者1名の場合：墓じまいのご遺骨数が

「3柱」　基本使用料75万円＋管理費10万円＋木魂8万円＋埋葬手数料12万円＝105万円
「4柱」　基本使用料75万円＋管理費10万円＋木魂8万円＋埋葬手数料15万円＝108万円
「5柱」　基本使用料75万円＋管理費10万円＋木魂8万円＋埋葬手数料18万円＝111万円
「10柱」　基本使用料75万円＋管理費10万円＋木魂8万円＋埋葬手数料33万円＝126万円

■　利用者2名の場合：墓じまいのご遺骨数が

「3柱」　基本使用料75万円＋管理費10万円＋木魂12万円＋埋葬手数料15万円＝112万円
「4柱」　基本使用料75万円＋管理費10万円＋木魂12万円＋埋葬手数料18万円＝115万円
「5柱」　基本使用料75万円＋管理費10万円＋木魂12万円＋埋葬手数料21万円＝118万円
「10柱」　基本使用料75万円＋管理費10万円＋木魂12万円＋埋葬手数料36万円＝133万円

※ご遺骨数が1柱、2柱の場合は「花暦50」または「花暦60」をご利用ください
※ほかに、ご遺骨の受入証明が必要な場合、1通1万円でお引き受けします

「プランと価格」ページや過去記事もご参考までに