東京里山墓苑より蕾シリーズ。透き通る冬の空気とシンクロするクロモジの様子。
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見頃は4月頃です。開花の様子はブログでお伝えします。
クスノキ科の落葉低木。高さは普通5メートルほどになる。樹皮は帯緑色で黒斑があり、黒文字の名がある。葉は柄があり、質は薄く、長楕円形で全縁、長さ4~9センチメートル。雌雄異株。葉の展開と同時に開き、枝先の散房花序につき、淡黄緑色。雄花、雌花ともに花弁はなく、6枚の花被片(かひへん)がある。果実は液果で9~10月に黒く熟し、球形。材は古くから爪楊枝(つまようじ)に用いられる。枝葉はかつてクロモジ油採取に利用された。中国では根皮を止血剤などの薬用として用いる